今回のスリランカ茶園訪問はキャンディーの2工場でした。その一つがハタレー茶園です。
マネージャーを紹介され、工場見学を開始しました。茶畑は持たず近くの農家から茶葉を購入し製茶する工場でした。萎凋槽の茶葉を見ながら説明を受けました。ここで茶葉の水分の45%を抜きます。全体の水分は測れないので勘を頼りに判断しなければならないとのこと。一般的には萎凋工程は香りを引き出す処理でありここで品質が決まります。
工場内を回った後、私は思い出しました。この方は以前、スリランカ紅茶研究所(TRI)でお会いした方で、当時は研究所が所有するクームス茶園の主任で働いていた方でした。技術を覚えると各茶園に移動し技術を伝える仕組みなのでしょうか、たくましく成長されていました。
帰りがけにマネージャーはお土産にと紅茶をくださいました。まだ残してありますが香りのしっかりした紅茶で流石TRI仕込みのマネージャーだと感心しました。
ハタレー茶園の工場全景です
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