ワクワクするようなこと やってみたい
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紅茶探検隊、タラワッケリーを行く

道すがらプラッカー(茶摘)さんに会う

 八ットンを通り過ぎ、車はタラワッケリー(Thalawkele)地区に入ります。山の中腹を縫うように走る道路、左右は見上げる茶畑、谷を見下ろす茶畑、そして銀色に輝く製茶工場の眺め、まさに紅茶街道とでも呼ぶべき道路です。この美しい茶畑の遺産があり、プラッカー(茶摘)の厳しい労働により、セイロン紅茶ができます。この目で見て心に刻む貴重な旅となりました。

紅茶探検隊

 写真はタラワッケリーのロードサイド、車を路肩に止め写真撮影をお願いに畑に登りました。かなり急な傾斜、写真を撮らせてくれと頼むと、女性が笑顔で応え、上からわざわざ降りてきて、茶摘の実演をしてくれました。

 彼女がどれほど茶摘に自信を持っているか、その摘み方を見て一目で分かりました。器用に両手を使い、リズミカルに摘み取っていく動作はみごとです。このスキルのお陰でスリランカの紅茶産業は成り立っているのだろうと思います。

 彼女たちは平均1日80kgも摘むのだと工場の管理者は言ってました。急斜面の作業、照りつける太陽、重たい茶葉の袋、細い身体で頑張ってるんですね。