ワクワクするようなこと やってみたい
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芯芽が多く入った紅茶はどうのように作られる

醗酵中の茶葉(工場で)


 夏に日本紅茶協会が主催する特別研修に参加

 紅茶探検隊ということですから、紅茶に対する高い見識と味覚、臭覚など感性を磨く努力は欠かせません、機会を見ては食品見本市、セミナーなどに顔を出すようにしております。
 今回は日本紅茶協会が主催する特別研修に参加する機会を得ましたので猛暑の中、東京会場(東京タワーの近く)へ出かけてきました。

 二日間に亘る研修は紅茶の歴史に始まり、世界の生産地の知識、生産工程の知識、そして商品とその流れ。また紅茶文化と紅茶の楽しみ方など、さらに紅茶テイスティング実習、最後は紅茶の淹れ方実習で終わりました。

 講師は三井農林など紅茶の仕事を永く経験されてきた先輩方が生産地や生産工程を、紅茶インストラクターの女性方が実習を指導してくれました。

 なんと言っても圧巻だったのは世界三大銘茶、ダージリン、セイロンウバ、中国キームンの良質茶葉を用意していたこと、普通じゃできません、品質の高いものは手に入らないです。実際に触りながら淹れて飲み比べができたことです。他にも台頭してきたアフリカ・ケニア、インドネシアなどの良質もの、合計10種類の茶葉をテイスティングできました。(満足)

 セイロンウバはほんのりミントがかかり良質なものに間違いありませんでした、しかし、これを究極の紅茶と表現するにはチョットと考えた次第です。やはり究極ものは探検で発見したい、茶畑を見ながら味わいたいと、さらなる探検の意欲の高まりを感じました。

 さて、工場見学はローリング・マシンに掛けて茶葉を揉む(もむ)シーンをみました。そして次はフルイ分けです。

 一番美味しい芯芽は最初に小さく切れてしまう

 揉捻のあと芯芽のチップを分別するらしいのです。最初の摘んできた茶葉の受け取り口で、主任は一芯二葉の茶葉を手に持ち、高級な芯芽の部分は分けて取り出すことができるとサラッと説明してました。すかさずどうやって分けるのか質問したが、あとでわかりますと謎めいた答えでした。

 コロンボに戻り私がインタビューした専門家はフルイ(金網)で分けるのだと教えてくれました。写真にその機械が写ってました。

フルイ分け機

 このフルイの最初の細かい目をくぐって落ちる受け箱、この葉だと思います。できることならこの箱の中の茶葉の製品を飲んで見たかったですね。
 
 そして選別したものを棚で寝かせて醗酵させます。主任は両手いっぱいに醗酵中の茶葉を持ち上げ私に匂いを嗅がせてくれました。茶葉をわが子のようにとても大事に扱っている様子が伝わってきます。

 久しぶりにブログを書きました、書き終えたいま紅茶を飲みながら読み返してます。スリランカの友人が土産にくれたタラワッケリーの紅茶です。寒い夜なので熱いお湯でポットもカップも十分温めて淹れました、いい具合です。